神奈川県藤沢市：江の島七福神・弁財天：江島神社のご朱印

一年に一度、竹生島神社において、三大弁天を祀る『三大弁財天祭』が行われます。
江島神社の神官と厳島神社の神官がそれぞれ分霊を迎えて祭りを行います。
年に一度の祭りで日本三大弁財天の全てを参拝できます。

江の島七福神巡りが始まったのは昭和五十七年のお正月からです。

奉安殿は、国指定重要文化財の八臂弁財天(はっぴべんざいてん) と、
妙音弁財天を祀るために、昭和四十五年に建てられました。

奥津宮(おくつみや)の鳥居は、
養和二年(1182年)に源頼朝により寄進されたといわれています。

辺津宮(へつみや)は建永元年(1206年)に鎌倉幕府三代将軍の源実朝により創建されました。

鎌倉幕府初代執権の北条時政が、江の島にて参籠(さんろう)して子孫繫栄を願った際、
龍が現れ、三つの鱗(うろこ)を落とし、それを北条氏の家紋にした伝説もあります。

平成六年九月に岩屋洞窟の真上に鎮座されました。

扁額(へんがく)は、後宇多天皇によって『江島大明神』と書かれた文字を写したものです。

龍宮城を模した楼門になっています。

建永元年(1206年)に鎌倉幕府三代将軍の源実朝により創建されました。
権現造の社殿は、延宝三年(1675年)に再建されました。

幹が二つで根が一つのむすびの樹は辺津宮の御神木です。
恋愛のパワースポットとなっていて、ピンクのハートのむすび絵馬がたくさんあります。

弘化元年(1844年)に再建され、平成十四年に改築されました。

仁寿三年(853年)に創建されました。
その後元禄二年(1689年)に権現造に改築されました。

美しさの神様、恋愛の神様として、多くの女性が参拝しています。

不老門はかつて中津宮社前にあり、妙音弁財天が安置されていました。

長い間の風雨にさらされ、破壊されていたところを、
富豪の岡部政右衛門が私費を投じ再建しました。

明治六年の廃仏毀釈の際、三重塔とともに取り除かれました。

平成十一年(1999年)に七代目尾上菊五郎と五代目尾上菊之助出演の、
『江の島大歌舞伎』が開催されました。

江の島は歌舞伎の演目、
『弁天娘女男白波(べんてんむすめめおのしらなみ)』にゆかりがある地です。
弁天小僧菊之助による『知らざあ言って聞かせやしょう』からの名台詞が有名です。

時宗の開祖である一遍上人の旧跡で、
飲み水に窮していた島民を助ける為、掘り当てたといわれています。

江の島を二分する境となっていることから『山ふたつ』といわれています。

山田検校(やまだけんぎょう)は江戸時代の筝曲(そうきょく)音楽家です。
代表作に『江の島曲』があり、滞在して構想を練っていたことから、
江の島に縁の深い山田検校の功績を称え、
幸田露伴が書いた顕彰碑と座像が建てられました。

社殿は天保十三年(1842年)に再建されました。
平成二十三年に修理も行われました。

養和二年(1182年)に源頼朝により寄進された鳥居といわれています。

享和三年(1803年)に画家の酒井抱一(さかいほういつ)が書いた『正面向亀図』です。
どこから見てもこちらを睨んでいるように見えることから、
『八方睨みの亀』と呼ばれています。

原画は宝殿に納められています。社殿には復元画が掲げられています。

亀は奥津宮御祭神のお使いとなっています。

『鎌倉四名石』の一つで『蔵六石』といわれています。

天保三年(1832年)に建てられた庚申塔となります。

江島神社で江の島七福神が結願しましたので、結願印を頂きました。

江ノ電江ノ島駅から江の島方面を歩くと、江の島弁財天道標がありました。
平成十一年(1999年)に洲鼻通りの地下から発見されたそうです。

管鍼術を考案した杉山検校の寄進だそうです。

江の島弁財天道標の近くには、創業明治四十五年の羊羹の老舗、玉屋本店がありました。
江ノ電開業と同時に開業したそうです。