東京都豊島区:雑司が谷七福神:大黒天:法明寺鬼子母神堂のご朱印

江戸三大鬼子母神:法明寺鬼子母神堂(ほうみょうじきしぼじんどう)

目白通り:鬼子母神表参道入口

目白通り沿いに表参道入口があります。
都電荒川線鬼子母神前駅の踏切を渡ると、ケヤキ並木の参道があります。

鬼子母神西参道

明治通りから入ると西参道の山門から入ることができます。

江戸三大鬼子母神

江戸三大鬼子母神

入谷鬼子母神眞源寺(台東区)中山法華経寺(千葉県市川市)法明寺鬼子母神(雑司ヶ谷)

鬼子母神法華経の守護神として日蓮宗法華宗の寺院で祀られることが多いです。

雑司が谷七福神

雑司が谷七福神

雑司が谷七福神は、町おこしのため、南池袋一丁目町会長渡辺隆男氏が、
平成二十二年(2010年)『雑司が谷七福神の会』結成したことにはじまりました。

清土鬼子母神堂(吉祥天)清立院(毘沙門天)観静院(弁財天)中野ビル(布袋尊)
仙行寺(福禄寿)雑司ヶ谷大鳥神社(恵比寿神)法明寺鬼子母神堂(大黒天)

由緒

正式には近くにある法明寺飛び地境内となっています。

御本尊鬼子母神は、永禄四年(1561年)柳下若挟守家臣山村丹右衛門が、
清土(文京区目白台)の地より掘り出し
星の井(清土鬼子母神境内にある三角井戸)あたりで像を清め、
東陽坊(後に法明寺と合併)に納めました。

天正六年(1578年)に村の人々が、
稲荷の森と呼ばれていた現在地に堂宇を建立しました。

国指定重要文化財:鬼子母神堂

現在の本殿は、
寛文四年(1664年)広島藩主浅野光晟正室・満姫の寄進により建立されました。

平成二十八年(2016年)国の重要文化財に指定されました。

令和五年正月:鬼子母神堂

令和五年正月雑司が谷七福神巡りの際の境内です。
多くの参拝者で賑わっていました。

大公孫樹(おおいちょう:東京都指定天然記念物)

現在は樹齢約七百年で、高さ約三十三メートル御神木です。

武芳稲荷堂(たけよしいなりどう)

鬼子母神堂が出来る前からこの地域の地主神でした。

現在のお堂は昭和四十二年に建立されました。

仁王像

法(のり)不動堂

金剛不動尊が安置されています。

雑司が谷七福神:大黒天:大黒堂

大黒堂にはおせんだんご売店併設されています。
江戸時代には参詣の人々が境内で休む時や、鬼子母神詣での土産として親しまれました。

雑司が谷七福神大黒天が祀られています。

境内にある駄菓子屋:上川口屋

境内には上川口屋という駄菓子屋があります。
参拝時にも子どもがお菓子を買いに来ていました。

法明寺鬼子母神堂のご朱印

平成二十一年拝受:御本尊:ご朱印

令和四年拝受:御本尊:ご朱印

法明寺鬼子母神堂では、
『鬼』の字は上の『つのにあたる部分が取られた漢字』となっています。

令和四年拝受:御首題

御首題とは『南無妙法蓮華経』と書かれたお題目のことです。
はねている文字がひげのように見える為、『ひげ文字』と呼ばれているそうです。

令和四年拝受:雑司が谷七福神:大黒天

令和五年拝受:雑司が谷七福神:大黒天

令和四年拝受:雑司が谷七福神:吉祥天(清土鬼子母神堂)

清土鬼子母神堂吉祥天(寿老人の代替)のご朱印もこちらで頂けました。

令和五年拝受:雑司が谷七福神:吉祥天(清土鬼子母神堂)

ご朱印袋

書置きのご朱印を頂いた際の袋は、
すすきみみずく(江戸時代から伝わる雑司ヶ谷鬼子母神の土産物)でした。

寺院情報

  • 住所:東京都豊島区雑司が谷3-15-20
  • アクセス:都電荒川線鬼子母神前駅下車・東京メトロ副都心線雑司が谷駅徒歩5分
  • HP:https://www.kishimojin.jp/index.html

法明寺鬼子母神堂周辺

鬼子母神大門けやき並木(東京都指定天然記念物)

ケヤキ並木のはじまりは、
天正年間(1573年~91年)雑司が谷村の住人長島内匠鬼子母神への奉納の為、
植え付けたものだそうです。

昭和十二年頃には十八本あったそうですが、
現在は四本を残すのみです。樹齢四百年を超える大樹になっています。

大門ケヤキ並木古写真

明治四十四年の写真です。並木南側から撮ったようです。

ご覧頂きましてありがとうございます。