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武蔵野七福神・弁財天:円照寺(えんしょうじ)
由緒
元久二年(1205年)に加治家茂により開基されました。
家茂は同年の二俣川の戦い(畠山重忠の乱)で戦死した父の家季の菩提を弔う為に、
建立しました。
加治氏の菩提寺として円照上人が弁財天を勧請し、諸堂を整備したそうです。
本堂
本尊は行基の作といわれる阿弥陀三尊で、加治氏の守り本尊とされています。
札所の如意輪観音も本堂に安置されています。
武蔵野三十三観音霊場
専用の御朱印帳を購入して巡拝しました。
弁財天堂
武蔵野七福神の弁財天が祀られています。
武蔵野七福神
武蔵野七福神は飯能市、所沢市、入間市にかけて、
6つの寺院と1つの神社で構成される埼玉県で最も古い七福神札所です。
昭和六年に発足しました。
国指定重要文化財:円照寺の板碑
加治一族を供養する板碑として、
元弘三年(1333年)のものが国の重要文化財に指定されています。
収蔵庫に保管されています。毎月21日の晴天時に公開されているそうです。
不動堂
安永八年(1779年)に再建されたものだそうです。
運慶作と伝えられる北向き不動尊を安置しています。
鐘楼
弘法大師堂
円照寺のご朱印
武蔵野三十三観音霊場第二十二番札所:ご朱印
武蔵野七福神・弁財天:ご朱印
寺院情報
- 住所:埼玉県入間市野田158
- アクセス:西武池袋線元加治駅徒歩2分
ご覧頂きましてありがとうございます。
武蔵野三十三観音霊場は昭和十五年に郷土史家の柴田常恵氏の発願で、
番外を含めた三十四箇所の寺院を選定し、結成されました。
西武池袋線・秩父線沿線に点在している霊場です。
石神井から所沢、飯能方面に分布しています。