Contents
- 1 京浜四大本山巡り:總持寺(そうじじ)
- 1.0.1 京浜四大本山巡り
- 1.0.2 京浜四大本山巡り:ご朱印帳
- 1.0.3 由緒
- 1.0.4 境内案内図
- 1.0.5 三松関(さんしょうかん)
- 1.0.6 平成二十七年参拝時:三門
- 1.0.7 令和五年参拝時:三門
- 1.0.8 銅像:相承・大いなる足音が聞こえますか
- 1.0.9 三松閣(さんしょうかく)
- 1.0.10 平成二十七年参拝時:佛殿・大雄宝殿(だいゆうほうでん)
- 1.0.11 令和五年参拝時:佛殿・大雄宝殿(だいゆうほうでん)
- 1.0.12 令和六年十一月参拝時:佛殿・大雄宝殿(だいゆうほうでん)
- 1.0.13 大祖堂(だいそどう)
- 1.0.14 向唐門(むかいからもん)
- 1.0.15 香積台(こうしゃくだい)
- 1.0.16 金鶏門(きんけいもん)
- 1.0.17 百聞廊下(ひゃっけんろうか)
- 1.0.18 令和五年参拝時:放光堂(ほうこうどう)
- 1.0.19 紫雲臺(しうんたい)
- 1.0.20 令和五年参拝時:待鳳館(たいほうかん)
- 1.0.21 宝物殿
- 1.0.22 梅壽庵(ばいじゅあん)
- 1.0.23 三寶殿(さんぽうでん)
- 1.0.24 大梵鐘(だいぼんしょう)
- 1.0.25 大僧堂(だいそうどう)
- 1.0.26 平成救世観音(へいせいくぜいかんのん)
- 1.0.27 祈りの鐘
- 2 總持寺のご朱印
- 3 寺院情報
京浜四大本山巡り:總持寺(そうじじ)
京浜四大本山巡り
京浜四大本山巡り:ご朱印帳
全ての本山のご朱印を頂くと、結願記念として飾れるようになっています。
由緒
現在の石川県輪島市に諸嶽観音堂という御堂がありました。
元享元年(1321年)に当時の住持である定賢が霊夢を見て、
永光寺の瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)に寺を譲りました。
瑩山紹瑾は總持寺と命名し、開山となりました。
しかし明治三十一年(1898年)に本堂の一部より出火し、伽藍の多くを焼失してしまいました。
その後再建されたものの、大本山にふさわしい場所へ移転を求める声が高まりました。
明治四十四年(1911年)に現在の地の鶴見ヶ丘へ移転遷祖の儀式が行われ、
以後能登の總持寺は『總持寺祖院』と呼ばれるようになりました。
鶴見への移転は中興の祖と呼ばれる石川素堂禅師が主導しました。
緑豊かな十五万坪の広大な敷地の中で、次々と伽藍が整備されました。
境内案内図
三松関(さんしょうかん)
總持寺の総門になります。扁額には『三樹松関(さんじゅしょうかん)』と書かれています。
總持寺中興の祖の石川素堂禅師の揮毫です。
平成二十七年参拝時:三門
昭和四十四年に落成しました。鉄筋コンクリート造では日本最大の大きさとなります。
木原造林株式会社社長の木原崇雲氏が妻の菩提のために寄進したものです。
令和五年参拝時:三門
銅像:相承・大いなる足音が聞こえますか
令和元年に建立されました。
三松閣(さんしょうかく)
平成二年(1990年)に竣工しました。宿泊施設もあり、各種セレモニー会場となっています。
平成二十七年参拝時:佛殿・大雄宝殿(だいゆうほうでん)
大正四年(1915年)に竣工した仏殿は、七堂伽藍の中心に配置されている殿堂で、
大雄宝殿(だいゆうほうでん)とも呼ばれています。
禅宗の本尊である『釈迦牟尼如来』を祀っています。
令和五年参拝時:佛殿・大雄宝殿(だいゆうほうでん)
現在諸堂の耐震改修工事が行われています。令和六年三月引き渡し予定だそうです。
令和六年十一月参拝時:佛殿・大雄宝殿(だいゆうほうでん)
令和六年十一月参拝時には耐震改修工事が完了していました。
大祖堂(だいそどう)
開山堂と法堂を兼ねた本堂客殿となります。昭和四十年に竣工しました。
本山開祖・太祖瑩山禅師と高祖道元禅師をはじめとして、
歴代の諸禅師の頂相が安置されています。
大祖堂の前には燈籠がありました。
向唐門(むかいからもん)
總持寺は歴代天皇の勅願寺として仰がれた為、勅使門とも呼ばれています。
禅師の入山式や正月・七月のみたままつり・11月の御移転記念日の時に開扉されます。
香積台(こうしゃくだい)
香積(こうしゃく)とは香りが充満している世界のことです。
売店などもあり、ご朱印はこちらで頂きました。
金鶏門(きんけいもん)
金鶏(きんけい)とは星の中に住む想像上の鶏です。朝をあらわします。
百聞廊下(ひゃっけんろうか)
金鶏門や中雀門・玉兎門と呼ばれる通用門のある廊下で、
東西の殿堂をつなぎ合わせて、外苑と内苑を分けている廊下です。
大正四年頃に造られました。雲水が朝昼二回毎日雑巾がけをすることで、
廊下は鏡のように光り輝いています。
令和五年参拝時:放光堂(ほうこうどう)
現在修復工事中です。明治四十四年(1911年)に總持寺が能登から移転して、
最初に法要が厳修された建物です。
安政年間に山形鶴岡の総穏寺本堂として建立されましたが、
總持寺移転に際し特別に献納された由緒があります。
紫雲臺(しうんたい)
住持・禅師の表方丈の間です。大正四年十月に竣工しました。
令和五年参拝時:待鳳館(たいほうかん)
總持寺の迎賓館です。
大正四年に竣工しましたが、大正十二年の関東大震災で玄関を除き倒壊しました。
昭和三十二年(1957年)に東京・千駄ヶ谷の尾張徳川家の旧書院が移築されました。
宝物殿
梅壽庵(ばいじゅあん)
御本尊の地蔵願王大菩薩が祀られています。
横には水子地蔵尊が祀られています。
三寶殿(さんぽうでん)
荒神様が祀られています。
大梵鐘(だいぼんしょう)
大正二年(1913年)に鋳造され、関東一の大きさを誇ります。
重さは18.75トンです。
大僧堂(だいそうどう)
堂の中央に僧形文殊菩薩像を安置して、雲水最大116名が坐禅できる道場です。
平成救世観音(へいせいくぜいかんのん)
東日本大震災三回忌の時に被災地に向けて鎮座し、
『平成救世観音』と命名されました。
平成救世観音から見た三門と三松閣です。
祈りの鐘
大震災七回忌に祈りの鐘が出来上がりました。
總持寺のご朱印
平成二十七年拝受:二祖峨山韶碩禅師六百五十回遠忌・ご朱印
令和五年拝受:
授与品:散華(さんげ)
ご朱印を頂いた際、授与品として散華を頂きました。
散華は包み紙の状態で頂きました。
寺院情報
- 住所:神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1
- アクセス:JR京浜東北線鶴見駅より徒歩7分
- HP:https://sojiji.jp/index.html
ご覧頂きましてありがとうございます。
国道一号線沿線にある宗派を代表する四つの大寺院を巡るものです。
専用御朱印帳を購入して巡拝できます。各寺院で購入が可能です。
池上本門寺:日蓮宗大本山:東京都大田区
増上寺:浄土宗大本山:東京都港区
川崎大師:真言宗大本山:神奈川県川崎市
總持寺:曹洞宗大本山:神奈川県横浜市鶴見区