古都鎌倉十三佛第六番札所:江の島七福神布袋尊:浄智寺(じょうちじ)
鎌倉三十三観音霊場
専用の御朱印帳はありませんので、第一番札所杉本寺で無地のご朱印帳を購入し、
鎌倉三十三観音霊場専用としました。
古都鎌倉十三佛霊場
十三仏を参拝すれば、亡き人の追善になり、
また追善を行った功徳により、
自らの死後十三王の審判から救済されるという十三仏信仰が盛んになり、
日本全国に霊場があり、多くの人が巡拝しています。
古都鎌倉十三佛霊場:御朱印帳
鎌倉二十四地蔵尊霊場
明治の廃仏毀釈などで失われる地蔵尊を憂い、
明治三十四年(1901年)より各所を捜索し、
大正六年(1917年)に成立したといわれています。
鎌倉二十四地蔵尊霊場には専用の御朱印帳はありませんでしたので、
寺院用の御朱印帳にご朱印を頂きました。
江の島七福神
江の島七福神巡りが始まったのは昭和五十七年のお正月からです。
江の島七福神:御朱印帳
浄智寺への参道となります。
由緒
鎌倉幕府第五代執権の北条時頼の三男である北条宗政が亡くなった際、
その菩提を弔う為、弘安四年(1281年)に創建されました。
最盛期には七堂伽藍を備え、塔頭も十一寺院に達しました。
関東大震災で大部分が倒壊しましたが、
現在の伽藍は昭和の初めに復興されました。
山門
扁額の『寶所在近(ほうしょざいきん):
(仏を信じ、修行を積めば心の平穏が得られる)』は、
円覚寺の開山の無学祖元の筆とされています。
鐘楼門
平成十九年(2007年)に再建されました。
創建当時の『宋風』という当時の中国の様式が取り入れられています。
鐘楼門は鐘つき堂を兼ねた山門です。
『山居幽勝』の扁額が掲げられています。
上層には慶安二年(1649年)の梵鐘が吊るされています。
本堂 曇華殿
本堂は『曇華殿(どんげでん)』と呼ばれる仏殿です。
本堂裏観音堂
本堂の裏には鎌倉三十三観音霊場の観音菩薩像が祀られています。
書院
大正十三年に建てられた茅葺の建物です。
庫裡
庫裡でご朱印を頂きました。
やぐら
竹林の中にやぐらと呼ばれる横穴がいくつも掘られています。
観音様が安置されています。
江の島七福神:布袋尊
やぐらのトンネルの先に江の島七福神の布袋尊が祀られています。
葵門
書院の門には徳川家の葵紋があります。
江戸時代後期の建築といわれています。
境内
静かで落ち着いた竹林です。
竹林の中にもやぐらがあります。
横井戸
山の水をためて用水に使う為の横井戸です。
甘露の井(鎌倉十井)
鎌倉十井のひとつ『甘露の井』です。
蜜のように甘く、仏徳で授かる霊水で不老不死の功徳があるといわれています。
山門の側にあります。
浄智寺のご朱印
平成十五年拝受:御本尊ご朱印
平成三十年拝受:御本尊ご朱印
鎌倉三十三観音霊場第三十一番札所:ご朱印
古都鎌倉十三佛第六番札所:ご朱印
江の島七福神布袋尊:ご朱印
鎌倉二十四地蔵尊霊場第十二番札所:ご朱印
寺院情報
- 住所:神奈川県鎌倉市山ノ内1402
- アクセス:JR北鎌倉駅徒歩8分
- HP:https://jochiji.com/
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大正から昭和初期に設定されました。
江戸時代に成立した『鎌倉郡三十三箇所』を元にしたといわれています。